Archives : 2月, 2016

猫に敬礼

 

・けふの日の春を寿ぐうるう年

ガラケーからスマホに替えても、やることは、ほぼ同じ。
いや、ほぼでなく、
まったく。
電話、メール、写真。
三点セット。
グーグルで検索するのは便利でも、
パソコンでなく、
スマホで調べなければならないほど喫緊の案件など、
そんなにはありませんから。
ところで、
このごろやっと写真に慣れてきました。
初めて間もなくは、
撮ろうとすると、
画面がタテからヨコに九十度回転したりするから、
アっタマにきて、
「なんだこのヤロウ!」
スマホ画面をにらみボヤいていました。
が、
習うより慣れろということで。
おぼつかないながらパチパチやっています。
おとといでしたか、
よくつかう階段のところに
猫がおりまして。
だんだんぽかぽか陽気になってき、
猫も気持ちがいいのでしょう。
そうだ、写真写真、
と。
これをこうしてこうして、と。
そうしていろよ。うごくなよ。じっとして。じっと。
撮るよ。はお!!
なんだよ。
うごくなって言ったろ。
あ~あダメじゃん。
ん!?
ダメじゃなかった。
いいじゃん。
いいいい!
かえっていいのが撮れた。
ははは…
どうもどうも、どうもでした。

・ひかりの輪波紋はろばろ月おぼろ  野衾

得する気分

 

・お直しの古きコートの弛みかな

ふつう二月は28日までですが、
ことしは閏年なので29日があり、
ちょっと得する気分。
これで休みだと
もっと得する気分を味わえるのですが、
世の中そんなに甘くない。
今月来月と、
一年でいちばん仕事が立て込む時期なので、
仕事で例年よりも
一日多く使えるということで、
無駄なく有効にすごしたいと思います。
ところで、
インフルエンザが流行ってるなあ。

・マスクマンマスクウーマン闊歩せり  野衾

スマホ体験

 

・朝一時母の声にて起こさるる

スマートフォンにして二週間ぐらいたちましたかね。
ようやく慣れてきました。
やれやれ。
つかってみて改めて、
ガラケーより画面がデカくていい。
文字入力のとき指先にストレスがかからないのでアタマにやさしい、
それからすぐにインターネットにつなげられ、
グーグルなどで検索できる、
などなど、
便利なことは便利です。
もっともインターネットへの接続は、
ガラケーからでもできたんだとは思いますが、
面倒なので、
やってませんでした。
とにかく、
指で考えるタイプのわたしとしては、
入力のストレスがないというのは
何よりありがたく。
にしても、
バッテリーがすぐ無くなるのが玉に瑕。
たんまり100%で安心安心
と思いきや、
小林康治の

音立てて竹が皮脱ぐ月夜かな

ではありませんが、

音たててスマホ力を失くしけり

すぐ86%だ64%だ42%だ23%だとなって、
おいおい、
待てよそんなに勢いづくなよ、
と声をかけてみたり。
でもって、
やたら広告メールが届くのも五月蝿い。
届かないようにする方法がきっとあるんだろうけど、
おら知らない。
ふ~

・大麦より霞たなびく井内まで  野衾

きりりもわっと

 

・文を読む頭も景も皆おぼろ

あさの出掛け、
保土ヶ谷橋の交差点で信号を青になるのを待つ間、
井土ヶ谷方面から、
ゆるい下り坂をクルマが
雪崩を打ったように押し寄せてきます。
このごろは、
ワゴン車というのでしょうか、
メーカーはさまざまなれど、
似たような形のクルマが多くなりました。
ひとも荷物も多く詰め込むことができ、
それでいて燃費がいいもの
ということなのでしょう。
正面の窓が広く大きく取ってあり、
ノーズがちょこんとカットされ、
かわいいブルドックのような表情をしています。
保土ヶ谷橋交差点のすぐそばに
日本共産党のポスターが貼ってあり、
きりりもわっと志位和夫さん。
やはり。
政治家は、
ユニークな顔の人が多くいますが、
志位さんもご多分にもれずとてもユニークで、
あの顔は、
最近のワゴン車のノーズによく似ていらっしゃる。
鼻から上唇にかけてのラインが、
ワゴン車の正面ボンネットの曲線にそっくり。
日本共産党がこのごろ頑張っているのは、
政治理論もさることながら、
ひょっとしたら、
志位さんの
あの憎めない顔つきに由来するところ大なのではないかしらん。
てなことを考えているうちに、
信号が青に変りました。

・朧月横浜港の汽笛かな  野衾

ポテチ二点

 

・朝ぼらけ俎(まないた)山に春が来る

ふだんポテトチップスをそれほど食べる人間ではないのですが、
袋のデザインや写真に惹かれ、
つい買ってしまい、
食べてみたらば
あ~らら、
というようなことはたまにあります。
山芳製菓の北海道リッチバターがそれでした。
以来数年たち、
あのときほどの衝撃力あるポテチに
なかなか出遭えないまま今日に至っていたところ、
ワン・ツーと続けざまに、
わが味覚にぴたりと来るポテチに
ひさびさめぐり合いました。
コイケヤの
「季節限定 じゃがいも心地(ごこち)北海道グラタン味」
「旨し、香ばし、三度揚げ 頑固あげポテト 九州うまくちしょうゆ味」
スーパーマーケットの
店先に置かれていた「じゃがいも心地」をまず買って、
家に帰って食べてみたら、
文句のつけようがなく美味しくて、
翌日また買いに行ったら、
となりの
「頑固あげポテト」に目が行き、
それも合わせて買って帰って食べてみたらば、
これまた、
文句つけようがなく旨かった。
旨し、香ばし、三度食べ、
というわけで、
食べきってしまいましたから、
写真は袋のみ。

・山仰ぐ祖母のまなこの霞かな  野衾

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三浦衛(みうら・まもる) 春風社代表にして自慢大王&悪ノリ大王。体調のいいときは自らを天才と称し、不調の折はちりあくたにも劣るヤツとしょんぼり。

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三浦衛の本


『カメレオン』
 三人ときどき声にならぬ声を洩らし/とろけ とろけ 唾までとばし/クヂるとナメるとネヂるとチョす…(「鳶」) 自在に色を変え、不意に突き刺さる、軽妙なことばの戯れ。秋田方言満載の詩集。本文は金属活字による活版印刷。


『マハーヴァギナまたは巫山の夢』
 三平佐世夫は、千一夜の夢うつつで女と戯れ、印度に旅し、睾丸を抜かれ、鰐を飼い、横浜を彷徨う。言語の崖っぷちを綱渡りする、めくるめく冒険。本文活版印刷に美麗造本を施した平成の大奇書。


『父のふるさと』
 父の目に映じた故郷の風土、ひと、くらし、農事を、愛惜をこめ描きだす。本文は金属活字による活版印刷。「身と蓋函」に納める。


『出版は風まかせ』
 横浜の出版社「春風社」社長が本づくりと会社経営にまつわるエピソードを豊富におりまぜ、創業から10年を振り返る。