再読の楽しみ

 

・冬木立空の青さを引き立てり

おもしろそうな本の紹介文で、
この本をまだ読んでいない人は幸せ者、
なぜならば、
これからこの本を読む楽しみが待っているから、
というような文言をよく目にし、
そんなにおもしろいなら、
どれ読んでみようか、
となって
初読の味を満喫することもありますが、
再読三読、
ときに誤読もふくめ、
五読六読の楽しみはまた格別。
年をとってきたので、
あんまりいいことありませんけれど、
以前読んだ本を
繰り返して読むことの楽しみは、
いいことの一つかもしれません。
さてつぎに、
どれを再読しようかと物色していたところ、
『指輪物語』に目が留まりました。
トールキンか。
瀬田貞二さん訳。
うん。
これにしよう!

橋本照嵩『石巻かほく』紙上写真展
の三十七回目が掲載されました。
コチラです。

・店隣り本陣跡の枯木かな  野衾