鎌倉三猫物語

 

・新刊をとどけ安堵の冬の月

ソーントン不破直子先生の初めての小説、
『鎌倉三猫物語』が出来ました。
漱石先生の『吾輩は猫である』は、
まだ名前のない「吾輩」がしゃべりだしますが、
鎌倉三猫では、
小町、タマ吉、みなみ
の三匹が
順番にしゃべります。
日々の暮らしの手触り感と
猫たちの個性を、
南伸坊さんが
上手に装丁してくださいました。
茗荷谷にある事務所に
本を届け、
お茶と干し柿をいただいてきました。
もっちりとした食感の
甘過ぎない
なんとも美味なる干し柿で。
しかも、大きい!
それはともかく。
鎌倉に行くと、
三匹のかわいい猫たちに遇えるかもしれませんよ。
神社猫にも会ってみたい。

・寒月下坂に佇む男あり  野衾