忘れ防止対策

 

・真夏日の報にたじろぐ五月かな

子どもの頃から忘れ癖があり、
母にしょっちゅう注意されたにもかかわらず、
どうも生まれついての癖であるらしく、
が、
そういうふうに割り切って
割り切れるものでもなく、
大事なことを、
またモノを、
忘れれば忘れたで
けっこう落ち込みますから、
それなりの工夫をしてきました。
仕事について言えば、
このごろは、
幅広の付箋にメモをし、
机横の棚の背に貼り付けています。
パソコンのすぐ右手ですから必ず目に触れます。
幅広の付箋のいいところは、
書くスペースがそこそこあって、
情報を細かく更新できること。
時間の経過とともに、
仕事内容が具体的になったり、
約束の期日が延長したりすることはしばしばですが、
変更になった旨を記しておくと安心します。
仕事をていねいにするつもりで
付箋を新しいものに替え書き改めてしまうとむしろよくない。
文字の上を二重線で消し、
更新の日付を小さく入れておくことで、
時間が経っても事柄の経緯を思い出せます。
それでも不安になって、
在宅で仕事をしてもらっているY山さんに
電話で確認することも間々あり。
三つ子の癖はどうやら抜けず、
だましだまし
仲良く付き合っていくしかないようです。

・破れかぶれ超真夏日を待ちてをり  野衾