皆勤賞

 

・賀状終へ後は駅伝待つばかり

今年はぎっくり腰になることもなく、
(今日を入れ、
あと五日でならないとも限りませんが)
一日も休まず出勤しました。
少々の不調はいたし方なく、
まずこれを好しとしなければなりません。
休めば、
社員に迷惑をかけることになります。
自分に皆勤賞です。
皆勤賞といえば、
小学六年と中学の三年間、
あわせて九年、
わたしは一日も
学校を休んだことがありません。
勤勉な親が休ませてくれなかった。
いや、
言えば休ませてくれたでしょう。
そうではなく、
勤勉な親を見、
何があっても、
少々苦しくても、
学校は休むものではないと、
勝手に思っていた節がある。
ひたすら行くものとばかり思っていた。
休むという発想がそもそもなかった。
なので、
伝染病の水疱瘡に罹ったときも、
それと知らずに、
休みませんでした。
そうしたら、
隣りの洋子さんが休んだ。
おそらく、
うつったんだろうと思います。
ずうっと後年、
とある場所で
洋子さんに偶然会ったとき、
そのときのことを話題にすると、
洋子さん、
「そんなことがあったかしら?」
忘れたふりをしてくれたのかもしれません。
休まないことが、
迷惑になることもあります。

弊社は、
明日から一月五日まで休業。
新年は、
一月六日から営業します。
よろしくお願い申し上げます。
皆様どうぞよいお年を。

・年の瀬や隣りの人が気にかかる  野衾