やっと

 

・立ち止まり立ち止りして虫の声

もう忘れていました。
なにを?
秋を。
なんちゃって。
でも、
そう言いたくなるぐらい
いつまで経っても
ちっとも涼しくなりませんでしたからね。
このごろやっと汗の量が減りました。
季節感と関係あるのかないのか、
夢にウディ・アレンがでてきましたよ。
あのウディ・アレンです。
わたくし、
なぜかウディ・アレンの家に遊びに行くことになりまして。
ビックリ箱みたいな家で、
いたるところに
これでもかというぐらい
工夫が凝らされてい、
一歩ごとに日常を忘れていく仕掛け。
家の中に坂(!?)があり、
その両側にいろんな店があって、
変ったものをいろいろ並べている。
手に取って見ていると、
どこから現れたのか
怪しげな売人が声をかけてきたり。
これって、ウディ・アレンが変装している?
そうそう、
それから
変ったテレビが売りに出されていて、
うごく油絵だ!
なんだこれくしょん!
それからも
なんだ神田と過ぎていったのですが、
これって
季節の変化にともなって見た夢なのか、
そうでもないのか。
関係ありそうな
なさそうな。
うれしいような悲しいような。
お疲れーしょんなのでした。

・奈実ちやんに辞儀して座るテレビ前  野衾