千成鮨

 

・かなかなのけふを祭りし名残かな

シュウちゃんとショウちゃんなのである。
JR保土ヶ谷駅そばに移転し十一年目を迎えた千成鮨のお二人。
「二人はそろってすし店の息子で、
高校の同級生で、親友で、
恩人で、同志で、店主と店長で、すし職人だ。
あだ名はシュウちゃんとショウちゃん。」……
神奈川新聞の好評連載「自転車記者が行く」
で紹介されました。
冒頭の箇所を引用しましたが、
自転車記者こと佐藤将人記者の文章が
めっぽうリズミカルで小気味よく、
名調子名文にちがいありません。
「声に出して読みたい近ごろの日本語」に
勝手に選ばせてもらいます。
みなさん、ぜひ声に出して読んでみてください。
コチラの記事です。
文章もお鮨もまず口と舌が喜ばなければなりません。
口と舌が喜んで
それから体と心が元気になります、
ってか。く~っ。
写真のとおり、
若くはつらつとした気が満ちています。
保土ヶ谷にお越しの節は、
ぜひ立ち寄ってみてはいかが。
雨が降っていてもだいじょうぶ。
傘を差さなくても雨に濡れずに店に入れます。
だって、
駅とつながっているんだもん。

・かなかなや寺の叢(くさむら)色を増す  野衾