心にビタミン

 

・マスクしてヒト科カラスのお通りだ

NHKスペシャル「3.11 あの日から2年 何が命をつないだのか
~発掘記録・知られざる救出劇~」を見ました。
こういう番組は、
NHKにかないません。
震災後、
陸の孤島のようになってしまった
牡鹿半島の漁村に食料を届けたのは、
静岡で震災報道を見ていた漁師たちの船でした。
先頭に立った男性は、
子どものころに、
同じく漁師をしていた祖父から、
伊勢湾台風に襲われた際、
三陸地方の漁師たちの援助を受けたことを聞かされ、
それをしっかり憶えていて、
祖父が受けた恩義を返したい気持ちもあり、
被災地の漁村に食料を届けたのでした。
それにしても、
番組で取り上げられていた人びとの、
なんとしっかりした面立ちなのでしょう。
食料を届けてもらった漁村のリーダーは、
「ありがたかったあのときの気持ちは、
生きているかぎり忘れない」と語っていました。
人が人を思いやる、
恩に報いることは
理屈抜きの人の道だと思います。

『アンヘリカの選択』の作者・丸岡永乃さんが、
読売新聞に取り上げられました。
記事は、コチラです。

・なんだこりや春が来ぬうち夏来たる  野衾