卓上カレンダー

 

・手作りのチョコをいっしょにりなぴかな

会社でも家でも卓上カレンダーを使用しています。
前に勤めていた会社の時代から愛用していますから、
もう二十年以上になります。
手帳は毎年自分の好みのものを買いますが、
卓上カレンダーは、
付き合いのある業者からいただいたもので済ませます。
この二十年で大きく変化しました。
かつては、
ひと月ごとに紙のオモテ面にだけ印刷されており、
裏は白かった。
なので、
プラスチック製の透明なケースに入った
十二枚大判のカードが1セットでした。
ところがいつの頃からか、
裏にも印刷され、
1セット六枚のカードになった。
裏白をやめ、
両面印刷にすることで
どれくらいのコスト削減につながったかは分かりません。
卓上カレンダーにまつわる
個人的な変化としては、
かつては、
たとえば今日のような、
月の最終日にくると、
翌日からのスケジュールを先取りし
気負い、
早々に今月のカードを後ろに追いやり、
翌月のカードをセットしたものでした。
心機一転!
ところが、
これもいつの頃からか、
新しい月の新しい日を迎えてから
新しい月のカードをセットするようになりました。
年を重ね、
それでなくても
時が早くたつと感じるのに、
一日早くカレンダーを替えるのは
もったいない気がしているのかもしれません。
明日は明日の風。
一日の苦労は、その日一日だけで十分。
たのしみもまた。
なので、
今日一日は
二月のカレンダーのままです。

・きよろきよろと不審者のごと沈丁花  野衾