からだに貞く

 

・手作りのチョコを届けにりなぴかな

自宅での朝の気功を再開しました。
ギックリ腰をやってからしばらく休んでいましたので。
やはり体にいいようです。
再開してみて気づいたのですが、
ギックリ腰が治ってからも、
どうも知らず知らず腰を庇っていたらしく。
たとえばトイレの便器に座るとき、
なるべく腰を曲げないように
足首と膝をうまくつかうとか。
そうして一日を過ごし、
一晩寝て起きると、
腰を中心にして
体全体が固まっているのが分かります。
気功をすることでその塊がほぐれていきます。
自分の体にきいてみるのが先決かと。
野口三千三さんの本に
『野口体操からだに貞(き)く』がありますが、
この「貞」の文字、
白川静さんによれば「鼑」(画面でははっきり見えませんが、
「鼎」の文字の「目」の上に「卜」がくっついた字)が正字で、
鼎(かなえ)をもって卜(ぼく)する意味なのだとか。
具体的なやり方はともかく、
占いの方法であることは疑いないようです。
ですから、
「貞く」と書いて「きく」と読ませ、
まずは体に貞いてみるということにもなるでしょうか。

・ケータイに大雪だよと父言へり  野衾