生きること選ぶこと

 

・雪かきの機械の音を聴いてをり

唐突ですが、
朝起きてから夜寝るまで、
小さなことから大きなことまで、
一日のうち
人はいくつ選択しているでしょうか。
朝起きてから
と言いましたが、
朝、
眼が覚めたとき、
どのタイミングで起きるか
ということから、
すでに選択は始まっています。
考えてみれば、
生きることは選ぶことの連続です。
選ぶことに関して、
美しいシーナ・アイエンガーさんの
『選択の科学』(文藝春秋)という
おもしろい本がありますが、
もう一冊、
美しい丸岡永乃さんの
『アンヘリカの選択』があります。
こちらは春風社刊のすてきで美しい絵本。
不断におこなっている選択により、
人は美しく勁くなれることを、
この絵本は静かに、
絵本ですからことばもありますが、
絵とことばをとおして、
それを支える美しい世界を
やさしく指し示してくれます。
年が明けた今月三日、
神奈川新聞に紹介記事が掲載されました。
コチラです。
書いてくださったのは、
自転車記者・佐藤将人さん。
すてきな文章にまとめてくださいました。

・駅伝をテレビの前の四人かな  野衾