発見!?

 

 紫陽花は四葩(よひら)なのに三葩あり

この欄の、
見よう見まねの俳句みたいな川柳みたいな、
とりあえず五七五の十七文字を記すにあたり、
角川書店から出ている『合本 俳句歳時記 第三版』
を使用しています。
それでアジサイの項を引くと、
紫陽花に「あぢさゐ」とルビが振られ、
その下に「四葩(よひら)七変化(しちへんげ)」
とあります。
それから説明文が来て、
「ユキノシタ科の落葉低木。高さ一・五―二メートル。
額紫陽花を原形とする日本原産種といわれる。
「四葩」の名は、花びらのように見える四枚の萼(がく)の中心に
細かい粒のような花をつけることから」となっています。
なので、きのうは、

 大修繕部屋に咲いたる四葩(よひら)かな

と詠んだのですが、
よく見たら、
花びらみたいなのが四枚のが確かに多いのですが、
三枚のも少なくありません。
この点クローバーと逆です。
これは発見なのか、ごく普通の話なのか。
家人に伝えたところ、
さっそくそばに行って確かめ、
「ほんとだー!」なんて言ってましたから、
知らない人は知らないということなのでしょう。
ちなみに、大修繕は、
ただいまわたしの住んでいるマンションがその最中ということで。

 よく見ればウチの紫陽花三葩だな

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