お釈迦様のお導き

 

 ひかりなを連れて華やぐ五月かな

日本語版『釈譜詳節(上)』を上梓している河瀬幸夫先生が、
昨日の神奈川新聞「団塊びと」のコーナーで、
大きく紹介されました。
よく編集された素晴らしい記事です。
難しい内容の「釈譜詳節」が、
分かりやすく解説されているだけでなく、
先生の半生とも相まって、
味わい深い文章に仕立てられています。
写真も、先生の優しさだけでなく、
厳しさと鋭さの現れた、いい写真だと思いました。
記事の中に、先生の言葉として、
「他国の古典を勉強すると、その国への敬意が生まれます。
その国の最良のものを知ることになるからです」
の言葉が紹介されています。
先生はまた、日本の古典もよく読まれています。
日本の最良のものを知り、
自国の先人たちへの敬意をもって、
今は、海を隔てた隣の国の古典の翻訳に勤しんでおられます。
今月末に下巻が刊行され、
「法華経」を含む中巻が最終となります。
記事の文章は、北川原美乃さん、
写真は、山田信次さん。

 不覚にもコナン映画にうるうるす

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