内外文字印刷

 

 朝まだきゴミかと紛ふ冬の蜘蛛

『父のふるさと秋田往来』を印刷してくださった
内外文字印刷の小林社長から電話をいただきました。
いわく、
共同通信社社会部デスクの石坂仁さんが、
昨年暮れに取材してくれた記事の掲載紙を送ってくださった。
本来なら自分で電話してお礼を伝えるべきところ、
泣けて言葉にならないので、
頼んで申し訳ないけれど、
くれぐれもよろしくと伝えて欲しい…。
そのことをわたしに話すのでさえ、
小林社長はやっとのようです。
心中察するに、
お気持ちは痛いほど伝わってきます。
受話器を置いたあと、すぐに石坂さんに電話。
石坂さんが書いた記事は岐阜新聞、
岩手日報、高知新聞などに掲載されました。
ご夫婦で写っている写真がありますが、
取材の折、石坂さんが奥様に、
もう少し明るい色のものに替えてもらえないかと頼み、
写真のセーターになったのだとか。
小林社長はそのことも、よほど嬉しかったようです。

 寒空を割きて飛びゆく烏かな

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グランブルー

 

 秋田駅コンクリートの凍てつけり

保土ヶ谷で会社を起こしてからときどき、
駅近くのコットンクラブへ行くようになり、
そこで渡辺泰義さんを知りました。
同年齢ということもあり、すぐに意気投合し、
以来、友だちづきあいをしています。
神奈川新聞の「自転車記者が行く」を担当している
佐藤将人さんに話したところ、
興味を持ってくださり、
二人で渡辺さんのお店「グランブルー」を訪ねました。
そのときのインタビューが、
大晦日の神奈川新聞に掲載されました。
昨日、
グランブルーの前を通ると、
定休日で店は閉まっていましたが、
それから数歩歩いたところで偶然渡辺さんとすれ違いました。
しばらく立ち話。
記事掲載を共に喜び合いました。
記事の切り抜きを入れる額を買いに行くところでした。

 父母が居て無音の年の暮れてゆき

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不良品!?

 

 初夢やグラデーションの対ひ岸

現在使用中のケータイが、
電波事情が2012年から変るため使えなくなる、
よって機種の変更をすべしとの案内を受け、
しょうがないな、
溜まったポイントで買い換えるか、
ということで、
EXILIMケータイCA005に換えました。
前に持っていたのと同じメーカーですが、
三年も経っていますから、
デザインも機能も充実しています。
そこはかとなく嬉しいのですが、
年末帰省した折持参して驚きました。
二日ぐらいで電池が切れてしまいます。
おかしいな、
そんなに使っていないのに!?
やむなく充電。
すると、また二日ぐらいして電池切れ。
これはもう絶対おかしい!
昨日、
ケータイを買った店に鼻息荒く行ってきました。
買って早々こんなにブチブチ切れるのは、
おかしいじゃねーか。
新品と取っ替えてくれよ!
ちょっとお見せください。
……………。
ご購入の際に説明不足だったかも分かりませんが、
電池の大きさがあまり変らないのに、
機能が格段に充実したため、
電池のモチが格段に低下しました。
特定の機種や商品に限らず、
一般的に充電の頻度が上がり、
買ったばかりなのにおかしいじゃないかと
持ち込まれる方が多くございます。
お客様の場合も、
その類かと思われます。
ご納得いただけましたでしょうか。
ふ~ん。
じゃあ、しゃあないか…。
とは言ったものの、
なんかしっくり来ない。
だって、
電話とメールとメモ機能しか使わない身にしてみれば、
他の機能なんてまさに無用の長物!
ゲームもやらない。テレビも見ない。
ゴミみたいなちっちゃな絵文字も要らない。
あ~あ。
だったら、簡単ケータイにしておくんだったよ。
でもなあ、
それはそれでジーさんっぽいしなあ。
なんか、しっくりしないよなあ。

 i2乗触れたる果ての雪や降る

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