本が輝いていた

 

 父の剥く柿の甘さに驚けり

「春風目録新聞」第7号が出来ました。
今回の特集は「宝物としての本」。
宝物といえば金でしょう。
というわけで、
今回はなんと金のインクを使っています。
キラキラ輝いています。
詩人の高橋睦郎さんが、
「本が輝いていた」という
素敵な詩を寄せてくださいました。
何度も読み返し、
「そうだ。そうだ。本て、そういうものなんだ」と、
意を強くしました。
飽食の時代の今、
はたして「清い飢え」はあるでしょうか。

 白露を撫でて朝の気もらひけり

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