他人の空似!?

 

 汗みずく遅延電車の到着す

きのうの朝、京浜東北線の電車は、
上下線とも遅れがでていました。
ホームは、
千切りにしたタマネギが狭いまな板からはみ出るごとく、
人が溢れんばかりです。
わたしは、あっさりとあきらめ、
振り替え輸送の市営地下鉄の電車で桜議長、
いや、桜木町まで行くことにしました。
京浜東北線のホームの階段を下りようとしたとき、
下から、
同じビル内の隣の会社の女性が上がってきましたから、
「おはようございます。
電車、遅れているようですよ。
ぼくは、市営地下鉄で行くことにします」
と言いました。
すると、彼女、キョトンとして、
「あ。はい。どうも」
まだ、キョトンとしています。
確かに、
横浜駅で彼女を見るのはこれが初めてですから、
戸惑うのもむべなるかな、です。
ん!? 待てよ!
と、市営地下鉄のホームへ向かいながら思いました。
ひょっとして、
似てはいたけど、別人!?
いやいや、そんなことはない!
あれは彼女だった。
でもなあ…
だとすると、
おれって、相当変なオヤジってことになるぞ。
ふむ。
よし、今度会社であったら聞いてみよう。

 ボケ始め食べたつもりの冷奴

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