胸突き八丁

 

 息白しゴミ出し急ぐパジャマかな

このホームページ右横の「きょうのツバメ」でも
何度か紹介しましたが、
この三月刊行予定の本が十八冊もあります。
いずれも仮のタイトルですが、
順不同にならべてみると、

『釈譜詳節(上)』河瀬幸夫
『日中教育学対話 Ⅱ』山﨑高哉・労凱声
『明治大正露文化受容史』小林実
『英単語のいのち』早川勇
『桃源郷とユートピア』伊藤直哉
『愛の叙事詩』ゼヴァゴ(著)鈴木悌男(訳)
『イランとイスラム』森茂男(編)
『台湾―メディア、政治、ナショナル・アイデンティテイ』本多周爾
『サルトルとマルクス Ⅰ』北見秀司
『世界金融危機と日中の対話―円・人民元・アジア通貨金融協力』
 上川孝夫・李暁
『ネットワーク社会と空間のポリティクス―都市・モダニティ・グローバリゼーション』
 大澤善信
『リベラル・デモクラシーの現実と可能性』永松雄彦・国安俊彦
『インカ帝国の成立―先スペイン期アンデスの社会動態と構造』渡部森哉
『IT社会の護身術』佐藤佳弘
『狩猟の文化』野島利彰
『物権法概説』小泉健
『太平洋問題調査会(1925~1961)とその時代』山岡道男
『富士山学』渡辺豊博

どれも面白そうでしょ。
三月は例年、刊行点数が一年十二か月のうち最多になりますが、
これだけの数は春風社始まって以来です。
編集長ナイ2くんも大変です。
担当編集者の仕事が終り、印刷所にデータを渡す前、
もう一度念を入れ、ナイ2くんがすべてチェックします。
この段階で重大なミスが発覚することもあります。
あだや疎かにできません。なので、
昨年暮れぐらいからナイ2くんの気合が入っていることが、
側にいると、伝わってきます。
ちなみに、ナイ2くん担当のものは、
武家屋敷が最終チェックします。
こうして、一冊一冊にこころを籠めます。

今週十二日(火)の秋田魁新報に拙稿が掲載されました。
活字文化の終焉!? 国民読書年に思う」というタイトルです。
JPG画像になっています。併せてお読みいただければ幸いです。
ポインター(パソコン上の「⇒」のような矢印)を画面に当て
クリックすると、画面が大きくなります。

 大寒や乾布摩擦の朝六時

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