読む骨董品!?

 

 マフラーをきつく巻き過ぎノド苦し

昨日、帰宅後テレビをつけたら、
人力車にいのちを吹き込むとかいうひとを
紹介していました。
そのとき、「動く骨董品」という
キャッチコピーがつかわれていて、
人力車が「動く骨董品」なら、
紙に印刷された本は、やがて「読む骨董品」と
呼ばれるようになるかもしれないなと思いました。
意地悪く「スノッブなインテリは、
紙で本を読むようになるだろう。」というひともあり、
時代の移り変わりを感じないではいられません。
今年が「電子ブック元年」になるだろうと唱えるひともあります。
人間は裸で生まれて、裸で死んでいきますから、
物をなるべく持たない価値観からしても、
電子ブックはまさに時代のアイコンとよべるでしょう。
なので、日本でもっと普及し、
機械音痴のぼくでも使いこなせるなら、
ぼくも買いたいと思いますが、
でも、スノッブといわれようが、個人的に
やはり数十冊の紙の本は、手元に残して置きたい。
そういう気持ちにさせる本を作り続けなければならないと、
今、痛切に感じています。

話がらりと変って、ハダハダ(鰰、ハタハタ)鮨は、
鍋で煮るとまたナマで食べるのとは
ちがった味わいがありまして、
とくに大根をはじめとする野菜が格別旨い!
秋田では、大根のことをデャゴンといいます。

 ハダハダ鮨煮立てしデャゴンの甘さかな

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