息白し天に高々お月さま
家人の姪っ子のさきちゃんは絵が得意。
明るい元気のでる絵をときどき送ってくれます。
下の絵が、今回送ってくれたものです。
笹かまで有名な仙台の鐘崎の包装紙に描かれている
伊達政宗公を真似て描いたらしく、
鐘崎さんには申し訳ありませんが、
さきちゃんの政宗公のほうが、なんか武士らしく、
のびのびして威厳があります。
さて、さきちゃん、ノッてきたとみえて、
小学一年ではまだ習わぬ漢字も真似て描いてみた。
ところが、漢字はさすがにイメージが湧かなかったのか、
(それはそうでしょう。ひとつの漢字ができた元々まで
さかのぼって形を理解するならともかく、
おとながするように、国語辞書的な意味で満足することを
まだ覚えていないのですから)途中まで描いて
飽きてしまったようです。
「食」の途中で切れています。
さきちゃんのママは、
ふつうなら、最後まで書きなさいというところを、
そうしないで、さきちゃんらしいから、ま、いっか、
と思ったとのことですが、
なるほどと思いました。
わたしも、さきちゃんの漢字の描きっぷりから、
いろんなことを思って、面白かった。
例えば、白川静さんが発見した、「道」という漢字になぜ
首がつかわれているのかという疑問の原形質みたいなものを、
さきちゃんの文字絵を見ていて感じました。
年賀状言葉浮かばず宛名のみ