勤労

 

 何も無き霜月佳日を喜びぬ

近所の桑野家の皆さんのご協力を得、
この三日間、前から興味のあった珪藻土を
壁や天井に塗りました、ついに。
まだ途中ですが、予想以上にいい感じです。
エーゲ海に捧ぐを彷彿とさせる壁、とでも申しましょうか。
わたしはもっぱらタッカーどめ(裏がボードの壁面は、
壁紙を剥がさずにホッチキスみたいな器具で
針をバチバチ打っていきます)と
シーラー塗り(珪藻土を塗る前の糊を壁紙に塗ります)。
三日目の昨日、珪藻土塗り本番に挑戦しましたが、
憎らしい鴉が糞をするように、
惜しい珪藻土を惜しげもなく
下にぼたぼた落としてしまいました。
どうもわたしは苦手です。
それでも天井は、桑野家の奥さんに褒められながら、
思いのほか落とさずに塗ることが出来ました。
はい。わたくし、叱られるより、褒められて成長するタイプです。
初日、奥さんが鶏の手羽先と玉子を煮たものを
持ってきてくださいました。
ビールの旨かったこと!
思わず、
労働の後のビールは旨いねー!

 土壁を塗りて冬日のかたぶきぬ

091121_1938~0001