ウェブ

 ぶつぶつと一人下校の青田かな
カメラマンの畏友・橋本照嵩さんが
春風社十周年パーティーの写真を持ってきてくれました。
ご参加くださった百数十名誰ひとり漏れなく、
しかも個性あふれる瞬間をとらえてくれています。
山形の工藤先生からいただいた幻の銘酒「十四代」の
ビンを持ち上げ、鼻眼鏡でじっと睨む儒教専門の教授、
わが町の町長さんと話しているのは、
息子さんのお嫁さんが秋田出身とかで、
その関係から秋田を訪ねたという相模女子大学の教授、
『沈まざる未来を』の著者・上田先生とお話されているのは、
『ニュージーランド百科事典』の著者・青柳先生。
本で知っていて直接お目にかかるのは初めての先生は、
手帳にメモをとりながら本の著者のお話を聞いています。
まさにウェブ。
ウェブには、クモの巣という意味もありますが、
織物という意味もありますね。
一枚一枚の写真を丁寧に見ていくと、
見えないつながりの糸が見えてくるようで、
愉しくなりました。
大事な宝物です。
 ブラウスに透けて乳房のあはあはと

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