やばちやばち夏の靴中ワニ眠る
先週のことです。
会社で使っているパソコンのファイルを整理していたら、
一番大事な「春風社」というファイルがスッと消えました。
目の前で、スッと。
消える瞬間をわたしはこの目で確かに見ました。
そのファイルには、売り掛けや買い掛けを始め、
会社の重要データがてんこ盛りに入っています。
削除したわけでもないのに、いくら探しても見付かりません。
困り果て、機械に明るい若者たちを呼びました。
いろいろ試してくれたのですが、
また、パソコン内を隈なく検索してくれても、出てきません。
その時です。
編集長ナイ2が、データ容量を調べてくれました。
どんどん数字がカウントされ、
もしも「春風社」ファイル全体が失われたとすると、
こんなに容量はないはず、とのことでした。
それなのに、検索に引っ掛かってこない。
まさに忍者ファイルです。
ホットラインでキャノンの技術の人を呼び出し、
待っている間、
機械音痴のわたしが気休めにポチポチポチポチやっていたら、
あーららっ、と。
消えた忍者ファイルが突如現れました。
どこをどうイジったのかも分かりません。不思議です。
技術の人が汗を掻き掻き駆けつけてくれたときは、
何事もなかったように正常の状態に復帰していました。
社の若手編集部員も煙に巻かれた具合です。
気か?
よーいどん逆に走ってゴールする