気功の「功」

 捨てられし銀杏二百五十粒
 白川静『字統』の「功」の説明のなかに、「宋のころより年間を通じて日々に所業の善悪を記録する風が起り、功過格という。道教では、その成績によって人の禍福や夭寿が定められるという信仰があった」とある。夭寿(ようじゅ)とは、短命と長命のこと。
 気功には道教系のものも流れ込んでいるという。即効性はないけれど、日々の練習が大事であることが、「功」の字の由来からも確認できる。
 こころにも無いこと言うなよアメフラシ

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