春風

 塩ラーメン三杯完食春を待つ
 トップページにご案内のとおり、昨日、新刊が同時に4冊出来てきました。
 ちゃんと出来たか、どきどきしながら手に取ります。
 本の重さや表紙カバーの感触を味わいながら、適当な箇所をひらいて、ぱらぱらめくります。この瞬間が至福のとき。ページから何かがふわ〜っと立ち上ってくる気がします。本当に立ち上っているかもしれません。
 今回は4冊とも多聞君の装丁です。
 創業以来、春風社の装丁であることを前面に押し出すのでなく、まず著者と内容を演出しようとしてきましたが、それを装丁家が巧みに表現してくれています。ページを開いた時に立ち上がってくる、目に見えない「気」のようなものが春風社らしさになっているのかなと感じました。
 著者と編集者、装丁家、写真家、イラストレーター、印刷所、製本所等々、本の製作にかかわる人の信頼関係があって初めて出来ることです。
 シナノの畑さん、お疲れ様でした。
 カルタ取る小一に負け悔しいです!

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