KIKUYA

 崖の上白き妖しきススキかな
 小社から野毛方面に歩いて、マンダリンホテルの交差点のすぐ手前にスリランカカレーと銘打った看板が出ていて、通る度に気になってはいました。が、なんとなく入るきっかけがつかめず(というのは、月曜はドジョウ、火曜はチャンコ、水曜は野菜カレー、木曜は肉うどん餅入り等々と、ほぼ曜日ごとにメニューのローテーションが決まっているからです)通りすぎていました。きっかけは、ひかりなちゃんのママ。ご注文いただいた本を渡しがてら、武家屋敷と一緒にはじめて入りました。
 エビ・アサリ・キーマカレーを注文。スパイシーかつ本格的なカレーで、なるほど、これは行列ができるはずと納得。
 美味しいカレーを食べた翌日、またまた二人でいそいそと緩い坂を下り、交差点そばのKIKUYAに入り、カレーをいただきました。あはははは…。馬鹿じゃねーのと笑うなかれ!
 魚介好きなら人後に落ちない武家屋敷は前日と同じエビ・アサリ・キーマカレー。わたしは、迷いに迷った末、チキン・キーマカレー。焼いたトリ肉がカレーに入っていて、香ばしくて旨かったー!!
 芋の屁の臭く大きく二十発

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 月白の線路のネズミ走り抜け
 どこの駅に限らず、夕方から夜にかけて、駅のホームから線路をぼんやり眺めていると、チチと静止画の一点が微かに動くことがあります。鼠です。子供のげんこつぐらいの鼠が、動いて、枕木と敷き詰められた石の間のうろに潜りこんだかと見ていると、またチチと動いて次のうろに消えます。一日の疲れから、体と頭がぼーとなっていたのが、こころなしかスッキリしたような気がします。視力が少し回復したような気さえします。

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痔治る

 天高し母父浴びて駆けてこよ
 今、タイトルを「痔治る」と書いて思ったのですが、音が「居直る」と似ています、ていうか、Jの文字が入るかどうかの違いです。jinaoruとinaoru。あはははは…。「居直ったな」という場面で、「痔治ったな」と言ったら、けっこうウケるか?(ウケないか)
 それはともかく、銀座の肛門科の専門医に手術を勧められたのに、一旦はサインまでしていたのに断って、ひたすら気功を続けていたら、いつの間にか、あ〜らら、すっかり治ってしまいました。
 ここ半年ほど、少し硬めの便が出ても、一度も切れていません。切れてな〜〜い!! スコーンと快便した後、紙で拭いても(はい、ウチはまだウォシュレットではありません)出血していないというのは、なんとも気持ちいいものです。ほんと、気功様様。
 雨上がる爪の先までとろろ汁

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うごく

 擂り鉢やアーララりなの手山の芋
 土、日、月と三連休でしたが、マンションの理事会、気功教室、ドキュメンタリー「北の大河リヤカーの旅」上映会、散髪、阿部仲麻呂氏「神学博士論文公開審査」於上智大学等々、いそがしく動き、いろんな人とお目にかかりました。人に会うことは楽しく、驚きに充ちています。
 近頃、一軒置いて隣りに引っ越してきた方は、今年、マンションの会計係をやってくださっているのですが、理事会の帰りに歩きながら話したら、十和田湖近くのお生まれらしく、短い時間でしたが、秋田の話に花が咲きました。老犬を飼っていて、よく世話をしているのを目にするので、そのことを話題にすると、20年飼っているのだとか。要らなくなったペットが捨てられる時代に、偉いと思います。
 肌寒やドア開けほっこり牛蒡の香

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