煮込みハンバーグ

 デタラメの哀しき我れを夏叱る
 わたしは、子供の頃、ハンバーグを食べたことがありません。初めて食べたのは、大学に入ってからだと思います。
 大学の食堂の横に、グリルと称する、学食よりも少し高めの食事を出してくれるスペースがありました。そこのメニューに、チーズハンバーグ定食というのがあり、一遍で好きになりました。
 ジューと音を立てるハンバーグの上に乗ったチーズがとろけ、それはそれは美味しいものでした。そこに入るたびに、馬鹿の一つ覚えのように、チーズハンバーグ定食をたのみ、むしゃぶりつきました。
 自宅を事務所に会社を起こしたとき、昼と夜の食事をわたしが作りましたが、あるとき、買い出しのため、保土ヶ谷駅そばのフジスーパーに行ったとき、肉のコーナーで「煮込みハンバーグ」の文字が目に飛びこんできました。わたしの経験から言えば、美味しいものというのは、向こうから静かに語りかけてきます。
 袋を手に取り、料理の写真を見ているうちに、学生のときに食べたチーズハンバーグ定食がありありと思い出され、よだれまで出てくる始末。ハインツの「煮込みハンバーグソース」にハマッたのはそういう経緯です。
 休日、りなちゃん、ひかりちゃんに手伝ってもらい、約束どおりハンバーグを作り、ご馳走しました。ぺろりと食べてくれたので、美味しかったのでしょう。ハインツ様様です。
 そのハインツの「煮込みハンバーグソース」、今年9月1日にリニューアルして発売とのことですから、出たら、さっそく試してみようと思っています。
 下の写真は、カンフーパンダを演じるひかりちゃん。

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