今年も

 鍋の香やふるさと浮ぶ忘年会
 ここ数年、忘年会は小料理千成と決まっている。
 新鮮な山の幸海の幸がふんだんに入った鍋が中心で、当初、23種類の具が入っていたので23鍋と称したが、年年、中の具の種類が増え、大将のかっちゃんに聞いたところ、今年は29まで数えて諦めた、という。
 それぞれのエキスが見事に調和し、まさに自然の恵みのハーモニーや〜! といったところ。最後のおじやの美味しかったこと!
 鍋を中心に、と書いたが、もちろん鍋料理だけではない。刺身、鴨肉のハム、カニサラダ、ホタテの煮付、サーモンの燻製などなど、どれをとっても美味至極。
 北海道旅行に行った馴染みの客が、刺身はやっぱり千成に限るなぁと言ったとか。それほど大将のかっちゃんは素材の新鮮さにこだわっている。それに天才的な料理の腕が加わるわけだから、鬼に金棒、かっちゃんに庖丁、というわけなのだ。来年は小社十周年の年、これからもよろしくね、かっちゃん!

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