はいこつ

 

・予定あり寒空下の今日が過ぐ
1日仕事をしていると、いろいろな電話がある。本の注文、問い合わせ、金融機関からの融資の案内、株の案内、電話料金が安くなりますの案内、保険の案内、何が言いたいのかよく分からないけど何かの営業でかけてくる電話、さまざまだ。
昨日、電話に出た専務イシバシが、厳かな口調で「せぼねをはいこつと読むようでは、出版社に向いていないと思いますよ。もう少し勉強されてからにしてはいかがですか」と話しているのが耳に入った。
聞けば、イラストレーターで、仕事をさせてもらえないかという問い合わせだったらしい。
小社のことを何で知り、どういう本に興味があるかとのイシバシの質問に対して、はいこつゆらゆら… と答えたというのだ。
『背骨ゆらゆら健康法』の背骨をはいこつと読むようでは、出版社に不向きとしか言いようがない。

・ケータイを替へて色づく冬の月
・蟷螂や哀れ瀕死の鎌姿

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