ゴリラ

 切なさは習い性なり冬の夢
 フリーライターのAさんから聞いた話。
 自律神経免疫療法で著名な安保徹先生(新潟大学大学院教授で『免疫革命』ほか著書多数)曰く、免疫の落ちている人というのは一目で分かる。いくらばりばり働いていると言っても、そういう人というのは猫背で背中ががちがちの状態になっている。だらりゆらりとからだを揺らすことが大事で、安保先生は、その極意を、目覚めのゴリラを見てハッと気づかれたそうだ。
 天才的に物の本質を見ぬける人というのは共通したところへ行きつく。
『背骨ゆらゆら健康法』の重要性を思わぬところで再確認した次第。
 冬ごもり切なさだけを抱きにけり
 批判の雪解かす術なし東北人

4733893e770de-071103_1227~01.jpg