秋の腹八分の目盛りを過ぎにけり
練功(気功の練習のことをこう呼びます。気功を始めるまで知りませんでした。新しい言葉を知るのも楽しいことです)300日もいよいよ間近となりました。かくなる上は、せっかくですから修験者のごとく、練功千日を目指し日夜背骨を揺らしたいと思います。
効果について細かく書き出せば切りがないのですが、一つ自分でも意識し、いいなあと思うのは姿勢について。
気功は大きく静功と動功に分類されますが、デスクワークのときに静功の要領で背筋をピンと伸ばし、天頂が紐で吊るされているように意識しながら仙骨を少し前に押し出します。首、肩、胸、内臓は重力に任せるイメージで力を抜き息を深くします。ふっと気持ちが整う感じです。
最初は1時間、半日もてばいいほうだったのが、このごろは1日この姿勢を保ったまま仕事をするようになりました。我慢しているわけではなく、そのほうが楽(朱剛先生の、座れば座るほど楽になりますねぇ〜の言葉が浮かびます)だし、1日の仕事を終えたとき、何とも言えない充実感がからだに充ちてきます。
身体的には、日々の練功により、おそらく腰周りを中心とした筋肉のバランスがとれてきたことで楽にからだが支えられるようになったからかなと思われます。ありがたいことです。
猿と馬脳内走る暮れ早し
短日や数字が踊る決算期