玄米粉クリーム

 西式健康法を今に伝え、ミュージシャンのサンプラザ中野が師と仰ぐ甲田光雄さんがすすめ、月刊誌『あなたと健康』の主宰者・東城百合子さんもたしかすすめていた玄米粉クリームを休日、つくって食べてみた。
 つくるのはいたって簡単。秋田から送ってもらっている玄米をミルサーにかけ、粉にし、水でといて鍋で3分もあっためると、粘りがでてクリーム状になる。さっそく試食。マズっ!
 あまりのマズさに箸がすすまない。まるで、鶏の飼料のような味(って、実際に食べたことはもちろんないけど、鶏舎のなかに入った時の匂いにそっくりだったから、味も多分いっしょだろう)。シラス干しをかけたら少し箸がすすんだ。ナラヅケを副えたらまた箸がすすんだ。というわけで、1合の玄米粉クリームを完食するのに相当手間取った。それなので、2度目は、一計を案じ、玄米をよく洗い、それをフライパンに入れ、火にかけ、水をとばして少々炒った。それからミルサー。さらに、カタクチイワシの干したのもミルサーにかけ、玄米粉といっしょに水でとき、塩と日本酒を少々入れ味をととのえた。これでどうだっ! ウマっ!! 今度は体だけでなく舌も喜んだ。

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