神の経

 自律神経というのがある。自分ではコントロールできない自動的な神経という意味だろう。このこと一つ取っても、わたしはわたしであって、わたしでないとも言える。自律神経が乱れると体もこころもおかしくなる。神経といい自律神経といい、神の経(みち)だ。わたくしごとでない力が滞りなく働いてくれるように経をととのえることが大事だ。背骨のなかに神経の束がある。一日同じ姿勢で仕事をしていると、神の経が汚れ、風通しが悪くなる。きれいに洗い流し、風をあて乾かす必要がありそうだ。

メール

 ホンダゼストのテレビCM(手乗り象が出てくるバージョン)で木梨憲武が被っている帽子が知りたくてホンダに問い合わせ、ていねいな返事をもらったことはここに書いたが、返事を待つ間、ほとんど諦めていたときに、木梨憲武のホームページを見つけ、ダメもとでメールしてみた。ホンダから回答を得られたこともあり、メールしたことを忘れかけていたのだが、なんと昨日、返信メールが来た!
 木梨さん(ここから「さん」付け)のホームページの管理者だろうか。返事が遅くなり申し訳ありませんと断りながら、実にていねいな文面。ショップの名前はホンダからの電話ですでに知っていたが、うれしかった。ホンダといい、木梨さんといい、一視聴者からの質問にきちんと答える姿勢に感動。自分の仕事もそうしなければと改めて思った。

興味の糸

 昨年末から、来年(つまり今年)はヨガか太極拳か気功をやろうと密かに考え、インターネットでいろいろ調べていたら中国禅密気功というのがヒットした。面白そうなので、まずは本を取り寄せさっそく読んでみた。
 『気功生活のすすめ』著者は朱剛さんという中国人。すこぶる面白く一気に読み、再読。巻末に「中国4000年の英知を日本に伝える人」と題し津村喬という気功家・評論家の推薦文が載っている。津村喬? どこかで見たことのある名。本棚を物色していたら1冊の本に目が行く。『しなやかな心とからだ』著者が津村喬。そうか。演出家の竹内敏晴さんの本を集中的に読み、竹内レッスンに通っていた頃に求めたものだろう。ちゃんと読んだ記憶はないが、旧知に出合った感じ。せっかくだから、今度は最後まで読むつもり。

電話

 ホンダゼストのテレビCMで木梨憲武が被っている帽子のメーカーが知りたくて、ホンダに電話した。受付の女性がていねいに応対してくれ、手持ちのデータには記載がなく管理部に確認してから連絡するので少し時間がほしいとのことだった。二日経っても連絡が来ないので諦めかけていた。いちいちあんな問い合わせに答えていたんでは仕事にならないものな…。ところが昨日の午後、ホンダから電話があった! 曰く、木梨さんが被っている帽子のメーカーは分からないが、購入先の店は分かる、云々。さっそくメモを用意し、店の住所、電話番号をひかえ、お礼を言った。本当に調べてくれたんだ。教えてもらった店に電話をし、ほしい帽子を告げると、今月九日頃の入荷予定だという。MとLの二つのサイズを取り置きしてもらい、入荷後、連絡をもらってから店に出向くことにした。

三寒四温

 一月が終わり今日から二月。朝、目が覚め、今日は寒そうだなと思ったら、出掛けにホッカイロを背中に貼る。そんなときに限って気温が上昇し、紅葉坂を上りながら額にうっすら汗をかくこともある。三寒四温は、シベリア高気圧が一週間ぐらいの周期で寒気を吹き出すために生じる現象だそうで、日本では三月上旬がその期にあたるらしい。しかし、なんでもかんでも早くなっている時節柄、シベリア高気圧も早め早めに吹き出しているのではないだろうか。お日様は昇ってきたけれど、今日もなんだか寒そう。