曲線の魅力

 きょうはどんより曇っているが、昨日はぽかぽかと日差しも穏やかでしのぎやすい一日だった。川崎の帽子専門店を訪ね、横浜の靴屋に寄り、洋服屋を冷やかして保土ヶ谷に戻ってきたのが4時過ぎ。ちょっと歩き過ぎたかな。
 いつものスーパーで赤魚の粕漬けなどを買い階段を上れば懐かしい我が家。最近気づいた(というか、そんなふうに見えないこともないというに過ぎないが…)ことがある。
 建物が山頂にあるため、基礎の部分が崖の曲線に沿ってコンクリートで固定されている。坂の途中から眺めると、ガウディ風に見えないこともない。サグラダ・ファミリアに代表されるあのガウディだ。天才建築家の構想というかアイディアというか、それが何十倍、何百倍に薄められ、遠い島国のこんな身近なところへも何らか反映される、なんてことだってあり得ない話ではない。