黒糖梅飴 2

 母にもらった黒糖梅飴については、すでにここに記したが、興味を持たれている方もあるらしく、続編ということで、今回は、黒糖梅飴 part?。
 まず読み方。前回、不安げに「こくとううめあめ」とでも読むのだろうか、みたいな書き方をしたが、それで正しかった。なぜならば、飴一個一個の袋には書いてないが、100グラム単位の袋に「KOKUTO UMEAME」とローマ字でちゃんと書いてあった。であるから、これからは自信をもって「こくとううめあめ」と呼ぼう! で、問題の、どこで売っているかということだが、それがどうも分からない。製造者は、平野製菓株式会社というところで、住所は、愛知県海部郡七宝町大字沖の島字上折38。「郡」で「大字」で「字」だから、かなり田舎ではないかと想像される。ホームページが無いようなので、それ以上のことは分からない。愛知県の片田舎の小さな工場(だと思われる)で作られた美味しい飴が、これまた秋田の片田舎の町のスーパーで売っている。そういうことになる。
 きのうだ。前回、社員が美味しいと言ってくれたのに気をよくし、また皆に一個ずつお裾分けした。すると、営業の新人Oさんが、「あ! これですか。こくとううめあめ。よもやま日記に書いてあったので、どんな飴かと思っていました。あのときは、営業で外に出ていて食べられませんでしたから…。ありがとうございます」と。飴一個を、まるで宝石でも受け取るように両手で押しいただくOさんがいじらしかった。
 ふむ。それにしても、日に日にファンが多くなるわい。東京・神奈川近辺で、平野製菓の黒糖梅飴を見つけられた方は、ぜひご一報ください。
 ん!? 待てよ。製造元に電話を掛けて訊けばいいわけか。そうかそうか。でも、それだとちょいと安直過ぎやしないか。皆で探して、「ここにあったぞー!」となるほうが面白いんではなかろうか。ということで、探してみましょう。