やったね!

 今年のアジア・太平洋賞の大賞は、ウチから『ナショナリズムと宗教』を上梓した中島岳志さんの『中村屋のボース』(白水社)に決定。やったー! また、2著の装丁を担当した多聞君が発売中の『DTP WORLD』12月号に見開き2ページに渡りデカデカと紹介されるなど、著作はもちろんだが、小社につながるひとびとがいろいろな形で取り上げられ、その仕事が評価されるのはなんと言ってもうれしい。書評もこのごろはグッと内容を掘り下げたものが多く、評者の視点が作り手のわれわれにとって、とても勉強になる。