スープカレーといえば…

 保土ヶ谷駅そばの○屋へ行ってスープカレーを食べた。このあいだ店の前を通ったら大々的に宣伝しており、おおっ、ここにも流行の波が押し寄せたかとしばし立ち止まり、以来気になっていた。
 セットのもあったが、初めてのこともあり、一番安い三九〇円のプレーンのにした。ご飯がついてこの値段はけして高くない。味のほうは、唸るほどではないが悪くない。ただ難点は、ジャガイモとニンジンの味がイマイチなことと油が多いこと。ならダメじゃんと突っ込まれそうだが、スープそのものの味はスパイスも効いていて美味しいと思った。辛さは、ポスターに激辛だったか超辛だったか、とにかく凄〜く辛いんだゾと広告していたけれど、これについてはそれほどでもなかった。
 スープカレーといえば、なんといってもマジックスパイス。あれの「虚空」を一度だけ食べたことがあるが、ケツから火を吹くという形容がまさしく当たっていた。思い出したら食いたくなったヨ。このごろは店長の娘、一十三十一がブレイクしているようだ。いちじゅうさんじゅういちって何だ? って思ったら、一十三十一と書いて、ひとみ・とい、と読むんだそうだ。階段登ったと思ったらもう降りたかよ、みたいな名前だ。クレシェンドがすぐにデクレシェンド、とも言える。あるいは超速ドップラー効果ってか。積み木にも見えるな。