掃除道具

 掃除がそれほど好きでもないのに、そのための道具は好きだ。どうせするなら効率的にしたいというこころがあるのだろう。最近嵌まっているのはフローリング用ドライシート。これは便利! 前にもつかったことがあるが、技術は日進月歩する。今回使ってみて、その吸収力には眼を見張るものがあった。おそらく、以前に比べて繊維が高密度化しているのだろう。パイプがついた専用のワイパーに着けてもよし、ドライシートだけでもよし、とにかくスグレもの。
 いま一番欲しいのがダイソンの掃除機。1993年に買った三菱の「掃き拭きBrush」は、いまもそれなりに頑張ってくれているが、掃除が終ってコードを巻き取る段になると、とってもイライラする。少しでも捩じれがあるとそこでストップするからだ。ひたいからこぼれた汗がスッと下まで流れずに、深い皺のところで滞留するような感じ。つまり、老化。コードだけの問題ではなく、吸引力も年々低下しているようだし。本当に吸ってんのかようと危ぶみながらカーテン等の布に思いっきり近づけると、ここで威力を発揮しなければご主人(わたし)に捨てられるとでも思うのか、ズルズルズルと勢いよく布を吸い込む。そのけなげさ(!?)にほだされて、まだ買い換えられずにいる。
 ダイソンの掃除機は吸引力が低下しないというのは本当だろうか。